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大東島の水中鍾乳洞について
南大東島、北大東島には無数の鍾乳洞が存在し、旧来は一家に一つと言われるほどの洞窟がありました。
その洞窟内の地底湖は美しい水を湛え、そして地底湖の中には、陸上の空気に触れていない鍾乳石が過去のままの姿で残っています。
沖縄本島から東に約400㎞離れた南大東島・北大東島には、大小合わせて200ほどの洞窟があるとされています。 南北大東島は、これまでに一度も他の陸地に接したことが無く、数々の固有種や未調査の自然が残された、極めて珍しい環境の離島です。
南北大東島の地底湖の活用は、農業用水など限定的なもので、水中の内部調査もされてきませんでした。 我々は、地底湖の潜水調査や啓蒙活動の実施、またそのような活動の窓口となることで、より効率的な水資源の活用や、新たな資源としての利用、また、継続的に資源として活用するための保全活動を行っています。
大東島の地底湖は水資源として重要なものと捉えられていますが、一方で、”邪魔な穴”ともみなされて埋め立てられてもきました。我々の調査や活動を通じて、地底湖の効率的な利用への貢献や、その景観の美しさなどを共有し、この素晴らしい資源が継続して利用されていく一助となることを祈念しています。
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2024.06.22
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